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HDL コレステロール

コレステロールは脂質なので、そのままでは血液には溶けません。身体を循環するのは、コレステロールに特殊な蛋白質がくっついた状態の「リポ蛋白」です。
リポ蛋白にはいくつかの種類があります。HDLコレステロールは、その中で、血液中の余分なコレステロールを肝臓に運ぶ役割をするコレステロールです。HDLコレステロールは、血液中のコレステロールが増えるのを防ぐ働きがあるので善玉コレステロールと呼ばれます。しかし善玉コレステロールがある一方で悪玉コレステロールもあります。それがLDLコレステロールです。LDLコレステロールは、コレステロールを細胞に届けてしまいます。細胞内のコレステロールが必要以上に増えてしまうと、動脈硬化につながります。

HDLコレステロール(善玉コレステロール)の基準値は1デシリットルの血液のなかに40ミリグラム~100ミリグラム。LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の基準値はは130ミリグラム以下となっています。(日本動脈硬化学会による)

HDLコレステロールが基準値より低い場合には、動脈硬化、高脂血症、虚血性心疾患などへの危険があると考えられます。

コレステロール値が高めだといわれても、HDL値が高く、LDL値が低めなら問題がありません。逆の場合には、狭心症や心筋梗塞などの病気を招く危険性があるのだと考えてください。HDLコレステロールとLDLコレステロールのバランスが重要なのです。

HDLコレステロールを増やすには、食生活の見直しと定期的な運動習慣が必要です。
食べすぎを控えるのはもちろんですが、大豆たんぱくが豊富な豆腐、納豆、ゆば、きな粉なを食べることによって、食事でとったコレステロールの吸収を抑え、血液中のLDLコレステロールの値を下げるようにします。オリーブ油に豊富なオレイン酸やあじ、いわし、さんまなど青背の魚に多いDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの脂肪酸がLDLコレステロールや中性脂肪を減らすことは良く知られています。

そのほかに週に3日の有酸素運動と、禁煙も重要だといわれています。有酸素運動といってもウオーキングでも十分です。ストレッチングで脚、肩、腕などの筋肉・関節をよく伸ばした後で、両腕を振って広い歩幅でサッサとと歩きます。ウォーキングが億劫な方は、自転車でも良いのです。定期的に続けることが重要です。








Posted by saitaman at 17:09 │健康